ISLAND: IZU OSHIMA

MIHARA SHRINE

伊豆大島 / 三原山エリア / 三原神社

01 / INTRODUCTION

赤黒い溶岩の海に佇む、
災禍を寄せ付けなかった奇跡の聖域。

三原山の山頂、荒涼としたカルデラの大地を見下ろす高台に、ひっそりと、しかし確かな存在感を放ちながら佇む白い鳥居があります。それが、島民から古くより山の神として崇められてきた「三原神社」です。この神社を一躍有名にしたのは、1986年に起きた三原山の大噴火。ドロドロとした真っ赤な溶岩流が山頂を覆い尽くし、すべてを飲み込もうと社殿へと迫ったその時、溶岩はなぜか神殿の直前で綺麗に左右へと割れ、社殿だけをすっぽりと避けるようにして流れ去りました。

科学だけでは説明のつかないような、生々しい溶岩の爪痕が今も社のすぐ裏手に迫るその光景は、訪れる者に大自然への圧倒的な畏怖の念を抱かせます。島の人々が古来より山を「御神火(ごじんか)」と呼び、敬い、共に生きてきた祈りの精神が、そのまま奇跡として具現化したかのような、神聖な空気が満ちる場所です

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三原神社
三原⼭の溶岩と三原神社
02 / DESTINATIONS

天空の鳥居が切り取る、
海と空、そして富士山の絵画。

三原神社がもたらしてくれるのは、歴史的な奇跡だけではありません。社殿の前に立ち、振り返った瞬間に目に飛び込んでくるのは、島随一とも言える圧倒的な大パノラマです。白い鳥居のフレームが切り取るのは、眼下に広がる荒々しい溶岩地帯、その先にのびる青い太平洋、そして天気が良ければ海の向こうに美しくそびえ立つ伊豆半島や富士山の壮大なシルエット。

大地のエネルギーが今も息づく山の頂で、静かに潮風に吹かれながらこの絶景と対峙する時間は、日々の思考をクリアにし、心に心地よい「静寂の余白」を広げてくれます。噴煙を上げる火口のすぐ近くでありながら、ここだけは時が止まったかのような不思議な安らぎに満ちており、旅人の心を深く満たす特別なリトリートの時間を演出してくれます。

三原山神社
03 / ACCESS TO MIHARA-SHRINE-IZU-OOSHIMA

旅をスムーズにする、
現地の確かな手引き。

三原神社は、三原山頂口から山頂へと向かう舗装された「山頂遊歩道」の終点付近から、少し脇道(神社参道)へ入った高台に位置しています。すぐ近くには「ゴジラ岩」もあり、山頂中央火口を巡る「お鉢巡り」のルートとも直結しているため、山頂トレッキングのメインハイライトとして自然に立ち寄ることができます。
道中は緩やかな坂道が続くためスニーカーが必須であるほか、山頂は風が強く体感温度が下がりやすいため、天候に関わらずウインドブレーカーなどの防寒・防風着を一枚持っていくのがスマートな旅の知恵です。

バス・徒歩を利用する場合
元町港バスターミナルから大島バス「三原山頂口行き」に乗車し、終点「三原山頂口」下車(約25分)。そこから山頂遊歩道を歩いて約40〜45分。

車を利用する場合
元町港から「三原山頂口駐車場(無料)」まで車で約20分。駐車場から山頂遊歩道を徒歩で約40〜45分。

住所
東京都大島町野増(三原山頂付近)

URL
https://www.tokyo-islands.com/oshima/

滞在目安
20分〜40分(参拝や、鳥居からの景色を眺めて過ごす時間を含む。山頂口からの往復ウォーキング時間は別途約1時間半を想定)

周辺設備
周辺にトイレや売店、自販機などは一切ありません(必ずスタート地点の「三原山頂口」で準備を済ませてから登り始めてください)

通信環境
山頂の高台に位置するため主要キャリアの電波は比較的良好ですが、濃霧などの気象条件により不安定になる場合があります