REGION: KANTO / IZU ISLANDS

MIYAKEJIMA

三宅島

01 / INTRODUCTION

東京から調布から、すぐに出会える
火山と野鳥が共生する生命の島

東京・竹芝桟橋から大型夜行客船で約6時間半、調布飛行場から飛行機でわずか50分。
太平洋にぽっかりと浮かぶ三宅島は、島の中央にそびえる活火山「雄山(おやま)」を中心に、およそ20年周期で噴火を繰り返してきた「生きた火山」の島です。
2000年の大噴火による全島避難という苦難を乗り越え、島は見事な復興を果たしました。
今なお白い湯気を上げる雄山の雄姿、溶岩が海に流れ込んで作り出した荒々しい奇岩、そして火山ガスで立ち枯れた木々の間に芽吹く新しい緑。
その一方で、島は「バードアイランド」としても名高く、国の天然記念物アカコッコをはじめとする多くの野鳥が美しいさえずりを響かせています。
火山の厳しさと、それを凌駕する自然の再生力。そして、この大地を愛し、寄り添いながら笑顔で暮らす島人たち。

絶景・フォトスポット, 国立公園, 火山の島, 星空観測, ダイビング・潜水, 釣り・フィッシング, ハイキング・登山, 歴史・史跡, 動物・生き物の島, グルメ・特産品, 初心者におすすめ

三宅島
三宅島、新鼻新山
02 / DESTINATIONS

地球が動いている証拠
黒い溶岩原と青い海が織りなす絶景

島のどこにいても、地球の圧倒的なエネルギーを感じることができます。
1983年の噴火で溶岩に埋没した旧阿古小中学校跡は、自然の脅威を今に伝える震災遺構として保存されています。また、火山ガスで立ち枯れた木々が幻想的な風景を作り出す「ひょうたん山」や、真っ黒な溶岩に覆われた「メガネ岩」など、ダイナミックな火山地形で満ち溢れています。
一方で、その火山岩が天然の魚礁となり、黒潮が直撃する海は「ダイビングの聖地」としても有名。
大自然のダイナミズムと、どこまでも青いクジラやイルカが回遊する海が、不思議な調和を見せるのが三宅島の大きな魅力です。

食べ頃のパッションフルーツ
03 / LOCAL CUISINE

大地の力と黒潮の恵み
滋味あふれる「三宅の味」

黒潮のど真ん中に位置する三宅島は、高級魚のカンパチやシマアジ、伊勢海老といった海の幸の宝庫です。これらを特製のタレに漬け込んだ「島寿司」は、外せない至高の逸品。 また、火山の豊かな土壌で育つ「明日葉(あしたば)」は特に生育が良く、天ぷらやお浸しでその力強い苦味と風味を堪能できます。

さらに、島特産の「巨樹・巨木」の森が育む一味唐辛子を使ったピリ辛の料理や、島のパッションフルーツを使ったスイーツも人気。風土の恵みを丸ごといただく一皿は、旅人の身体を芯から満たしてくれます。

アカコッコ
04 / CRAFTS & PRODUCTS

自然の恵みをそのままに
明日葉と火山の手仕事

三宅島の代名詞である「明日葉」を使った加工品はお土産の定番です。粉末やシフォンケーキ、明日葉ビールなど、その健康効果と爽やかな風味を様々な形で持ち帰ることができます。
また、島内で採れる貴重な「天草(てんぐさ)」から作られるところてんは、磯の香りが抜群。
伝統的な手仕事としては、火山の島ならではの溶岩を加工した工芸品や、島を代表する野鳥「アカコッコ」をモチーフにした可愛らしい木工品などがあり、三宅島の思い出を日々の暮らしに添えてくれます。

三宅島の風景
05 / ACCOMMODATIONS

星空の下、火山の息吹を感じて
心安らぐ島の宿

噴火からの復興を遂げた三宅島の滞在は、島のあたたかなホスピタリティに触れる時間となります。 島内には、オーナーの人柄が光るアットホームな民宿や旅館、ダイバー御用達の宿、そして2000年噴火の溶岩流の上に建てられたモダンなホテルなどが点在しています。

夜になれば、火山特有の遮るもののない夜空に、言葉を失うほどの満天の星が広がります。 近年では、豊かな自然環境を活かしたワーケーションの受け入れや、手ぶらで楽しめるキャンプ施設も整備が進み、訪れる人に合わせた心地よい安らぎの場を提供しています。

御蔵島・三宅島で撮影した野生のイルカ
06 / WORK & EMIGRATION

漁業・観光・そして環境再生
火山と共に生きる生業

三宅島の主要な産業は、黒潮の恩恵をダイレクトに受ける漁業と、ダイビングやバードウォッチングを中心とした観光業です。
2000年の噴火以降は、島の環境再生プロジェクトや火山観測に関する仕事、防災に関わる産業も島を支える重要な要素となっています。
近年では、高速インターネット環境の整備に伴い、大自然に囲まれた環境でのリモートワークや、エコツーリズムのガイドとして移住する若い世代も増加中。「火山と共生する島」だからこそ、自然への畏敬の念を持ちながら、持続可能な暮らしと仕事をクリエイトする独自のコミュニティが育まれています。

07 / CLIMATE & WEATHER

黒潮がもたらす温暖な気候と
雄山が切り裂くダイナミックな風

三宅島は黒潮の温暖な海流に囲まれているため、年間を通じて温暖で過ごしやすい海洋性気候です。冬でも比較的暖かく、雪が降ることは滅多にありません。
しかし、「一日に四季がある」と言われるほど天候が変わりやすいのも特徴で、中央にそびえる雄山に雲がかかると、山の上と麓で全く異なる表情を見せます。
また、年間を通じて心地よい潮風(時に強い西風)が吹き抜け、この風が島の雲を押し流すため、夜には吸い込まれそうなほどの美しい星空が現れます。自然のサイクルを肌で感じながら、ダイナミックに変化する空と海と共に暮らす心地よさがあります。

CURRENT WEATHER
--℃
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08 / ACCESS TO MIYAKEJIMA

アクセスルート

船(大型客船・夜行便「さるびあ丸」)

発着地東京(竹芝桟橋)

所要時間約6時間30分

特徴夜22時頃に出発し、翌朝の5時頃に島に到着します。船内で仮眠を取ることで、到着日の早朝からダイビングやバードウォッチングをフルに楽しむことができます。大型船のため、大きな荷物の輸送にも適しています。

注意点海象(波の高さ)によって発着する港(三池港、阿古港、伊ヶ谷港)が当日決定します。

飛行機(小型機・新中央航空)

発着地東京(調布飛行場)

所要時間約50分

特徴調布から三宅島空港までわずか50分という圧倒的な早さが魅力です。座席数が限られているためプライベート感があり、上空からの伊豆諸島の絶景を楽しめます。

注意点天候(特に強風や視界不良)による欠航リスクが船よりも高いため、スケジュールには余裕を持つ必要があります。

ヘリコプター(東邦航空・東京愛らんどシャトル)

発着地大島、御蔵島、八丈島など近隣の島々

所要時間大島から約20分、御蔵島から約10分

特徴伊豆諸島の間を網の目のように結ぶヘリコプター路線。島から島への「島めぐり」や、他島を経由したアクセスに非常に便利です。