ISLAND: NIIJIMA

HONSON

新島 / 本村

01 / INTRODUCTION

コーガ石が織りなす
淡いグレーの街並み。

本村(ほんそん)は、新島の西海岸に位置する島内最大の中心集落です。 新島の玄関口である新島港(黒根港)から地続きで広がるこのエリアは、役場や商店、民宿、飲食店などが碁盤の目のような美しい通りに整然と並んでいます。

この街を歩いて最も印象的なのは、世界でも新島とイタリアのリップリ島でしか採掘されないという希少な「コーガ石(抗火石)」が随所に使われている点です。 民家の塀や蔵、さらには島独特の文化である「モヤイ像」が街のあちこちから顔を覗かせ、素朴でありながらどこか異国情緒漂う景観を作り出しています。 新島ガラスのアート体験ができる「新島ガラスアートセンター」や、島に流刑された人々(流人)の歴史を伝える「流人墓地」など、新島の文化と歴史がぎゅっと凝縮された歩きがいのあるエリアです。

本村
新島本村前浜海岸
02 / DESTINATIONS

希少な火山石の文化と、
島人(しまびと)の営みが交差する拠点。

本村(ほんそん)は、新島の西海岸に位置する島内最大の中心集落です。 新島の玄関口である新島港(黒根港)から地続きで広がるこのエリアは、役場や商店、民宿、飲食店などが碁盤の目のような美しい通りに整然と並んでいます。

この街を歩いて最も印象的なのは、世界でも新島とイタリアのリップリ島でしか採掘されないという希少な「コーガ石(抗火石)」が随所に使われている点です。 民家の塀や蔵、さらには島独特の文化である「モヤイ像」が街のあちこちから顔を覗かせ、素朴でありながらどこか異国情緒漂う景観を作り出しています。 新島ガラスのアート体験ができる「新島ガラスアートセンター」や、島に流刑された人々(流人)の歴史を伝える「流人墓地」など、新島の文化と歴史がぎゅっと凝縮された歩きがいのあるエリアです。

新島本村の町並み
03 / ACCESS TO HONSON-NIIJIMA

島旅の拠点から、
自転車で気の向くままに。

本村エリアは新島港(黒根港)や新島空港からも近く、島内の移動の基点となります。
集落内は道が平坦で分かりやすいため、レンタサイクル(電動アシスト付きがおすすめ)を借りて、風を感じながら路地裏を散策するのがベストな楽しみ方です。

船を利用する場合
新島港(黒根港)から本村集落中心部まで徒歩約10〜15分。

飛行機を利用する場合
新島空港から本村集落中心部まで車・レンタルバイクで約5分、徒歩約25分。

島内バスを利用する場合
新島港から無料巡回バス(ふれあいバス)で各停留所へアクセス可能。

住所
東京都新島村本村

滞在目安
2時間~半日(散策、新島ガラス体験、ランチやカフェ利用を含む)

周辺設備
公衆トイレあり / 商店・スーパー・郵便局・銀行ATMあり / 各所に無料駐車場・駐輪場あり

通信環境
主要キャリアの電波状況は良好(エリア全体で安定して繋がります)

04 / Nearby Gems to Explore

夕日と温泉に癒やされる、
西海岸の絶景スポット。

新島村博物館
NIIJIMA MUSEUM

新島村博物館

新島村博物館の最大の特徴は、その建物自体が新島特産の火山岩「コーガ石(抗火石)」で造られている点にあります。 もともとは火山の噴火によってもたらされたこの白い石を、島民は生活の知恵として切り出し、家屋や蔵の建材、そしてアートへと昇華させてきました。 火山島である新島のダイナミックな地質学的歴史と、自然と共に生きてきた人々の不屈の暮らしが融合して生まれた、世界的にも極めて珍しい佇まいを持つ博物館です。 館内には、かつて江戸時代にこの島へ流された知識人や文化人などの「流人(るにん)」たちがもたらした貴重な歴史遺産や、かつて使われていた大型の木造漁船「長千石(ちょうせんごく)」が美しく復元・展示されています。 近年では、島のもう一つの象徴であるサーフカルチャーの歴史展示なども充実しており、新旧のカルチャーが心地よく交差する空間の中で、島への理解を深める知的で静かな時間を楽しめます。
湯の浜露天温泉
YUNOHAMA OPEN-AIR HOT SPRING

湯の浜露天温泉

湯の浜露天温泉の最大の特徴は、太平洋を一望する高台にそびえ立つ、古代ギリシャの神殿を彷彿とさせる圧倒的な建築美にあります。 この神殿のような建造物は、新島でしか採掘されない希少な火山岩「コーガ石(抗火石)」をふんだんに使って造られたものです。 火山島である新島のダイナミックな地球のエネルギー(地熱)と、島特有の石造り文化が融合して生まれた、世界的にも極めてユニークな佇まいを持つ露天温泉です。 大小さまざまな湯船が階段状に連なり、最上段からは目の前の海と空が一体となる大パノラマが広がります。 特に夕暮れ時、水平線へとゆっくり沈んでいく黄金色の夕日を眺めながら湯に浸かる時間は、まさに至福のひととき。 近年では、その圧倒的なフォトジェニックさからSNSでも話題を集めており、旅人や地元の人々が水着を着用して気兼ねなく集い、新旧の島カルチャーが心地よく交差する開放的な時間を楽しめます。
新島ガラスアートセンター
NIIJIMA GLASS ART CENTER

新島ガラスアートセンター

新島ガラスアートセンターの最大の特徴は、世界でも新島とイタリアのリップリ島でしか採掘されない希少な火山岩「コーガ石(抗火石)」を原材料とした、独自のガラス作りにあります。 天然のコーガ石を約$1400^\circ\mathrm{C}$の高温で溶かすことで生まれるのは、着色料を一切使わない自然本来の美しい「オリーブグリーン(天然色)」のガラスです。 火山島である新島のダイナミックな地質学的遺産と、現代のアート感性が融合して生まれた、世界的にも極めて珍しいストーリーを持つガラスミュージアムです。 館内には、国内外の著名なガラスアーティストたちが手掛けた前衛的な作品が展示されており、まるで洗練された現代美術館のような静謐な空間が広がっています。 近年では、ガラスの美しさに魅了される旅人が増えており、職人の手ほどきを受けながらオリジナルのコップや一輪挿しを作る「吹きガラス体験」も大人気。 島に根付く伝統的な石造り文化と、世界基準のガラスアートという新旧のカルチャーが心地よく交差する、感性を刺激する時間を楽しめます。
新島親水公園
NIIJIMA SHINSUI PARK

新島親水公園

新島親水公園の最大の特徴は、向山から湧き出る豊かな自然水を利用した水路と、島特産の火山岩「コーガ石(抗火石)」で造られた数々の美しい彫刻や建造物の調和にあります。 本来、火山島である新島は水が貴重な環境ですが、ここでは透き通った水が心地よい音を立てて流れ、周囲には緑あふれる庭園が広がっています。 大自然が育んだ美しい湧水と、島民が大切に受け継いできた石造りのアートカルチャーが融合して生まれた、島内でもひときわ穏やかな空気感が漂う公園です。 敷地内には、ヨーロッパの古城を思わせるコーガ石造りの優美なレストラン「れすとハウス」があり、新島名物の明日葉や岩のりを使ったローカルグルメを堪能できます。 近年では、島の歴史を感じながら静かに散策を楽しめるスポットとして人気を集めており、歩き疲れた旅人が木陰で涼んだり、水辺のテラスでひと息ついたりと、新旧の島文化に触れながら心身をリフレッシュする時間を楽しめます。
ボロ桟橋
BORO SANBASHI PIER

ボロ桟橋

ボロ桟橋の最大の特徴は、美しい白砂の前浜海岸に突き出た、等間隔に穴の開いた独特でどこか退廃的な佇まいにあります。 もともとは漁業や島の生活の中で使われていた古い桟橋(旧桟橋)の遺構であり、長い年月をかけて波や風に晒され、削られていくことで現在の姿へと変化しました。 火山島・新島の力強い波の侵食という自然のダイナミズムと、かつて人間が海へと挑んだ歴史の記憶が融合して生まれた、静かでセンチメンタルな雰囲気を持つ場所です。 日中は青い海と白い砂浜に映える独特のオブジェのように見えますが、このスポットが最も美しく輝くのは夕暮れ時。 西向きの海岸であるため、空が茜色からマジックアワーの紫へと移り変わる中、桟橋のシルエットが静かに浮かび上がります。 近年では、その映画のワンシーンのような美しさがSNSを中心に話題となり、新旧の島旅カルチャーが心地よく交差する、静寂を愛する旅人のための特別な特等席となっています。