REGION: HOKKAIDO

OKUSHIRITOU

奥尻島

01 / INTRODUCTION

江差港からフェリーで約2時間10分
ブナの森とエメラルドの海が織りなすロマンの島

北海道の南西、歴史情緒漂う檜山地方の江差港からフェリーに揺られるか、函館空港から飛行機でわずか30分。
周囲約84kmの広大な奥尻島は、北海道の離島でありながら、まるで南国のリゾートを彷彿とさせるエメラルドグリーンの海「奥尻ブルー」を湛えた、美しき大人の隠れ家です。
島を包み込むのは、対馬暖流がもたらす比較的温暖な気候と、島全体の約6割を覆う、日本一とも称される豊かな「ブナの原生林」。
一歩島内へ足を踏み入れれば、そこには緑の森が蓄えたミネラル豊富な湧き水が海へと流れ込む、最高の自然サイクルが広がっており、海岸線に立てば、自然の奇跡によってドーナツ型にくり抜かれた「鍋釣岩」が、悠然と旅人を迎えてくれます。
晴れた日には、底まで透き通った宮津弁天宮の海原に酔いしれ、夜には島特産の「奥尻ワイン」を傾けながら、水平線にきらめく漁火のライトアップを静かに眺める。
島の人々は、過去の災害を不屈の精神で乗り越え、より美しく生まれ変わったこの島で、日本屈指のウニやアワビの漁に誇りを持ち、温かく洗練されたもてなしの暮らしを紡いできました。
北国とは思えないほどの圧倒的な透明感と、五感を満たす贅沢なカルチャー。
道南の洋上にぽつりと浮かぶ「エメラルドの聖域」を、shima.lifeの視点で紐解いていきます。

絶景・フォトスポット, 国立公園, ハイキング・登山, サイクリング, 冬の冒険・SNOW, 島の暮らし・生業, ロケ地巡り, 宿泊施設が充実, グルメ・特産品, 秘境・絶海の孤島, 初心者におすすめ

奥尻島
奥尻島のシンボル、鍋釣岩
02 / DESTINATIONS

海に浮かぶ巨大な自然の美術品と
透き通る海原に突き出た朱塗りの聖地

奥尻島の海岸線を象徴するのが、東海岸の波間にぽつりと佇む「鍋釣岩(なべつるいわ)」です。
自然の波の浸食によって、まるで囲炉裏の鍋の取っ手(つる)のような形にくり抜かれた高さ約19.5メートルの巨岩は、夜になると美しくライトアップされ、幻想的な島のシンボルとして旅人の目を引きます。
そこからさらに北上すると、海に突き出た険しい岩山の頂に佇む「宮津弁天宮」が現れます。
赤い立派な鳥居をくぐり、急な階段を登りきった境内から見下ろす景色は、息を呑むほどにクリアな「奥尻ブルー」の大海原。
また、島の中央部へ進めば、木漏れ日が優しく差し込む「ブナの原生林」の遊歩道があり、豊かな緑の息吹と海の透明度が見事に調和しているのが奥尻島の魅力です。

奥尻島で食べるウニ蕎麦
03 / LOCAL CUISINE

潮風を浴びて熟成した奇跡の「奥尻ワイン」と
贅沢にスプーンで味わうキタムラサキウニ

奥尻島を語る上で欠かせない至高のペアリング、それが日本初の離島ワイナリーが生み出す「奥尻ワイン」と、特産の「ウニ・アワビ」です。 北の厳しい潮風をダイレクトに浴びて育ったブドウから作られるワインは、ほのかな塩気と豊かなミネラル感を含み、地元の新鮮な魚介類の旨味をこれ以上ないほど美しく引き立ててくれます。

特に、夏に旬を迎える「キタムラサキウニ」や、贅沢に炭火で躍らせる「活アワビの踊り焼き」は、一口ごとに圧倒的な贅沢の極み。 豊かなブナの森が育んだ極上の海水で育つ海の幸は、シンプルだからこそ贅沢な、日本の海のトップクオリティを教えてくれます。

活アワビの踊り焼き
04 / CRAFTS & PRODUCTS

ブドウの命をそのまま瓶に詰めた「極上の一滴」と
奥尻の豊かな自然の恵みを持ち帰る名産品

奥尻島での旅の思い出を自宅の食卓で再現するなら、やはり世界中から高く評価されている「奥尻ワイン」のボトルが外せません。
ケルナーやピノ・ノワールなど、島のテロワール(風土)が色濃く反映された1本は、開栓した瞬間に奥尻の爽快な潮風を思い出させてくれます。
また、豊かな海の恵みを贅沢にすり潰して仕上げた「うにソース」や、特産のアワビをごろりと漬け込んだ「あわびの塩辛」、そしてブナの湧き水を使って仕込まれた地元の特産品など、大切な人へのギフトや、自分への最高のご褒美にふさわしい洗練されたお土産が並んでいます。

フェリーのデッキからの奥尻島
05 / ACCOMMODATIONS

奥尻ブルーを窓越しに望む湯宿に寛ぎ
波間にまたたく漁火の銀河に酔いしれる

奥尻島での滞在をラグジュアリーなリトリートにするのは、名物の「神威(かむい)脇温泉」を湛えたオーシャンビューの温泉旅館や、島民の温かい笑顔と極上の家庭料理が迎えてくれる民宿での宿泊です。 どの宿も、前浜で獲れたばかりのアワビやウニを贅沢に使った漁師割烹でもてなしてくれ、北の海のラグジュアリーを心ゆくまで満喫できる多様な選択肢が揃っています。

夕暮れ時、対岸の北海道本土の山々が夕陽のシルエットに変わり、水平線にイカ釣り漁船の漁火がぽつぽつと灯り始める夜の奥尻島。 宿の窓から波音に耳を澄ませ、静かにワイングラスを傾ける時間は、日常の慌ただしさを完全に忘れさせ、心に豊かな余白を広げてくれるでしょう。 海の豊かな呼吸を感じながら過ごす、極上の大人の滞在がここにあります。

奥尻島でシーカヤック
06 / WORK & EMIGRATION

世界が注目する最先端の離島ワイン醸造と
豊かな前浜を守り育てるハイエンドな漁業

奥尻島の経済と生業を根底で支えているのは、全国的なブランドを確立した「沿岸漁業・アワビ養殖」と、独自の環境を最大限に活かした「ワイン醸造業」です。
自然のブナの森を保護しながら、その綺麗な湧き水を使って最高峰の海産物とブドウを育てる持続可能な手仕事が、この島の主要な産業であり、最大の誇りです。
近年では、島全体に整備された高速インターネット環境と、最高に涼しい夏シーズンの気候を活かし、海を見下ろすスタイリッシュな拠点で仕事をしながら、オフの時間にはサップ(SUP)やシーカヤックで奥尻ブルーに飛び込むという、最先端の「クリエイティブ・ワークスタイル」を実践するデザイナーや起業家の姿も増えています。

07 / CLIMATE & WEATHER

夏は本州とは別世界のオーシャンパラダイス
対馬暖流がもたらす冬も穏やかな道南の気候

北海道の南西部に浮かぶ奥尻島は、対馬暖流(暖流)の影響を強く受けるため、北海道の中では年間を通じて比較的温暖で過ごしやすい気候が特徴です。
夏は、最高気温が25度前後に落ち着く日が多く、エアコンいらずの爽快な海風が吹き抜けるため、抜群の透明度を誇る「奥尻ブルー」の海でのアクティビティを心ゆくまで快適に楽しめます。
秋から冬にかけては空気の透明度がピークに達し、白い雪化粧を施した「鍋釣岩」が藍色の日本海に静かに佇むなど、道南の離島ならではの情緒豊かでドラマチックに変化する神秘的な四季のドラマがここにあります。

CURRENT WEATHER
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08 / ACCESS TO OKUSHIRITOU

アクセスルート

船(ハートランドフェリー)

発着地江差港 〜 奥尻島(奥尻港)

所要時間片道 約2時間10分

特徴奥尻島へアクセスする最も王道のルート。大型の快適なフェリーが毎日運航しており、広大な日本海を進む船旅の途中、ウミネコたちと戯れながら、徐々に近づいてくる奥尻島の緑豊かな魚影をデッキから眺める時間は、島旅のプロローグとしてこれ以上ない旅情を誘います。

飛行機(JAL・北海道エアシステム)

発着地函館空港 〜 奥尻空港

所要時間プロペラ機で約30分

特徴時間を大幅に短縮できるタイパ抜群のルート。函館から飛び立ってあっという間に上陸できるため、週末を利用したラグジュアリーな弾丸島旅に最適です。眼下に広がる美しい津軽海峡と、突如として目の前に現れる奥尻ブルーの海岸線のパノラマを窓から楽しめます。