REGION: CHUGOKU / SANYO

KAKUIJIMA

鹿久居島(日生諸島)

01 / INTRODUCTION

岡山・日生から車で渡れる
悠久の森と鹿が息づく鹿久居島

岡山県備前市の日生(ひなせ)港から車を走らせ、「備前♡日生大橋」を渡ると、目の前に広がるのは緑深い大自然。
日生諸島の中で最大の面積を誇る鹿久居島(かくいじま)は、その名の通り「鹿が久しく居る島」として、今も多くの野生のシカが暮らす生命力に満ちた島です。
島の大半を覆う豊かな原生林、古代の高床式住居を再現した歴史体験施設など、ここでは瀬戸内の自然と歴史の歩みが日常に溶け込んでいます。
穏やかな瀬戸内海では牡蠣の養殖がいかだを並べ、ミカン狩りのシーズンには島が鮮やかな橙色に染まります。
本土と陸路で結ばれながらも、一歩足を踏み入れれば都会の喧騒から完全に切り離された「太古の静寂」が広がり、自分自身と向き合うための濃密な時間が流れています。
車で気軽に行ける「未知の日常」を、shima.lifeの視点で紐解いていきます。

絶景・フォトスポット, 星空観測, ハイキング・登山, 歴史・史跡, 都市圏から好アクセス, 陸路で渡れる島, キャンプ・野外宿泊, 動物・生き物の島, グルメ・特産品, 初心者におすすめ

鹿久居島(日生諸島)
備前♡日生大橋
02 / DESTINATIONS

原生林の静寂に包まれて
野生の鹿と古代ロマンに出会う島

島の中心に広がる広大な原生林は、野生のシカたちの聖域であり、日生諸島の豊かな生態系を支える象徴です。
木々の間から時折姿を現すシカたちの姿は、まるで神秘的な森の物語に迷い込んだかのような感覚を与えてくれます。
一方で、島内にある「古代の里」に目を向けたら、復元された高床式住居や竪穴式住居が佇み、気の遠くなるような先人たちの歩みを物語ります。
また、波穏やかな海岸線を一望できる展望スポットや、秋に賑わうみかん園など、瀬戸内のダイナミズムと島らしい穏やかな景観が、絶妙なバランスで共存しているのが鹿久居島の魅力です。

夕景
03 / ACCOMMODATIONS

星空と波音に抱かれ
太古のロマンに想いを馳せる

瀬戸内海と豊かな緑に抱かれた鹿久居島での滞在は、圧倒的な自然と対話するための「旅の拠点」となります。 古代のライフスタイルを追体験できるユニークな歴史体験施設のコテージから、対岸の日生港周辺にある海の幸自慢の宿まで、旅のスタイルに寄り添う選択肢が揃っています。

虫の音と波音に包まれて更ける島の夜は、明日訪れる「原生林の散策」や「古代の里」への期待を膨らませ、特別な充足感を与えてくれるでしょう。 日常を忘れるワーケーションや、満天の星空の下での静かなひと時など、心地よい安らぎの場がここにあります。 島の風土に溶け込む時間は、鹿久居島をいつしか「また帰りたくなる場所」へと変えてくれるはずです。

ミカン
04 / LOCAL CUISINE

心に刻まれる一皿
瀬戸内の海の恵みと果実を味わう

ふっくらと育ったブランド牡蠣「ひなせかき」や、太陽の恵みをいっぱいに浴びた「みかん」。鹿久居島の食卓を彩る素材には、瀬戸内海の穏やかな海原と肥沃な大地の恩恵が凝縮されており、一口ごとに心身へ活力を与えてくれます。

地元の漁師たちが磨き上げてきた牡蠣養殖の知恵や、島のみかん畑が育む甘酸っぱく濃厚な果実。 風土と真摯に向き合う人々が繋いできた「旬」の味わいは、島の日常が持つ静かな豊かさを教えてくれます。心地よい潮風と共に味わうその一皿は、旅の深い記憶として心に刻まれるはずです。

牡蠣のオイル漬けをバケット
05 / CRAFTS & PRODUCTS

海の恵みと太陽の果実
自然が育んだ島土産

鹿久居島を訪れたら外せないのが、冬の味覚の王様である「牡蠣」の加工品や、秋に島を彩る「みかん」の果実です。伝統的な養殖技術で育てられた牡蠣は、旨味が凝縮されたオイル漬けや剥き身として愛されています。
また、みかん狩り農園で手に入るもぎたてのフレッシュなみかんなど、自然の素材をそのまま活かした手仕事が今も息づいています。
暮らしの中に寄り添い、味わうたびに島を感じられる品々は、大切な人への贈りものや、自分へのご褒美に最適です。

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日生湾に架かる備前日生大橋
06 / WORK & EMIGRATION

牡蠣養殖と果樹栽培
瀬戸内の凪が紡ぐ仕事

鹿久居島の経済を支えるのは、古くから続く「海の恵み」と「温暖な気候」です。
全国的にも名高い日生の牡蠣養殖や、島の斜面を活かしたみかんやレモンなどの果樹栽培が島の主要な産業です。
近年では、2015年の「備前♡日生大橋」の開通により本土からのアクセスが飛躍的に向上したことを活かし、独自の自然環境や歴史コンテンツを提供するエコツーリズムや、観光農園など、新しい働き方を選択する若者や移住者の姿も注目されています。
「本土と橋で繋がる」利便性を持ちながら、豊かな一次産業と観光が緩やかに共生する、独自の経済圏がこの島には存在します。

日生湾に架かる備前日生大橋
07 / EDUCATION & LEARNING

豊かな自然と歴史が教科書
五感で学ぶ、瀬戸内の学び舎

本土と橋で結ばれた鹿久居島は、子どもたちにとって島全体が五感を刺激する巨大な学び舎(まなびや)です。
野生のシカが生息する原生林でのネイチャーウォッチングや、「古代の里」での歴史体験、瀬戸内海の豊かな海の生き物たちと触れ合う体験は、教科書の文字を超えた生きた知識として刻まれます。近隣の本土(日生地区)には手厚い教育環境が整っており、橋を渡って通学しながら、島のダイナミックな自然を日常の遊び場として、のびのびと個性を伸ばせるのが魅力です。
都会の喧騒から離れ、豊かな自然と古代の歴史ロマンの中で自立心と豊かな感性を育む環境が、この島には広がっています。

08 / CLIMATE & WEATHER

年間を通じて温暖で穏やか
「日本の地中海」が育む優しい四季

瀬戸内海式気候に属する鹿久居島は、年間を通じて「温暖で雨が少ない」穏やかな気候が特徴です。
冬でも雪が積もることは滅多になく、秋には島内のみかん園が鮮やかに色づき、一足早い冬の味覚の訪れを感じさせます。
一方で、瀬戸内の凪(なぎ)と呼ばれる穏やかな海面は、夕暮れ時には鏡のように空を映し出し、島らしい美しい景観を見せてくれます。
年間を通じて天候が安定しており、夜には都会では見られない満天の星空を連れてきます。
波の音を穏やかに聴きながら、自然のリズムに身をゆだねる暮らしがここにはあります。

CURRENT WEATHER
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09 / ACCESS TO KAKUIJIMA

アクセスルート

車(備前♡日生大橋)

発着地岡山県備前市日生町(本土側)から直結

所要時間日生港周辺から車で約5〜10分、岡山駅から車で約1時間

特徴2015年に開通した橋により、本土から陸路で直接アクセスが可能になりました。時間を気にせず、ドライブを楽しみながら島へ渡ることができます。

注意点島内の一部道路は道幅が狭いため、運転には注意が必要です。

鉄道+徒歩・タクシー(JR赤穂線)

発着地JR赤穂線「日生駅」

所要時間日生駅から島入り口(備前♡日生大橋)まで徒歩約15〜20分、またはタクシー利用

特徴公共交通機関を利用してアクセスする場合のベースルート。日生駅から橋の美しい姿を眺めながら島に向かうことができます。

注意点島内を広く観光する場合は、日生駅周辺でのレンタカーやレンタサイクルの利用を推奨します。

船(定期船・日生諸島定期航路)

発着地日生港(ひなせかき水平線)

所要時間頭島など近隣の島を経由するルートもあり

特徴基本的には車でのアクセスが主流ですが、日生諸島の他の島々(頭島など)へアイランドホッピングする際には、船の旅も楽しめます。