REGION: TOHOKU / TOHOKU SEA OF JAPAN

HAKUSANJIMA

白山島

01 / INTRODUCTION

由良海岸から歩いて渡る
日本海に浮かぶ緑の聖域・白山島

山形県鶴岡市、庄内地方の美しい海岸線に一際目を引く島があります。
砂浜から海へと伸びる263メートルの朱塗りの橋。その先にあるのが、大自然の造形美を今に伝える「白山島」です。
約3000万年前の火山活動によって生まれたとされるこの島は、長い年月をかけて日本海の荒波に削られ、現在の峻険ながらも美しい姿となりました。
島の中央には海の安全を見守る「白山神社」が鎮座し、古来より信仰の島として地域の人々に大切にされてきました。
春から夏には透明度抜群の海で人々が憩い、秋から冬には日本海の力強い荒波と、すべてを黄金色に染める圧倒的な夕陽が訪れる人の心を揺さぶります。
車を降りて橋を渡れば、そこは都会の喧騒から完全に切り離された、潮風と波音だけが響く濃密な空間。

絶景・フォトスポット, 国立公園, 星空観測, 白い砂浜, 海水浴, ダイビング・潜水, 釣り・フィッシング, 歴史・史跡, 神社仏閣・聖地, 都市圏から好アクセス, 陸路で渡れる島, 宿泊施設が充実, グルメ・特産品

白山島
赤い白山橋
02 / DESTINATIONS

朱塗りの橋を渡れば別世界
海に浮かぶ、緑豊かな一島一神社

由良海岸のシンボルである「白山島」は、その美しい佇まいから「東北の江の島」とも称される聖域です。
島へと続く「白山山橋」を渡る時間は、まるで日常から非日常へと心を切り替えるプロローグのよう。
島内には、262段の石段の先に佇む「白山神社」があり、山頂からは遮るもののない日本海の大パノラマが見渡せます。
島の周囲には約400メートルの周遊散策路が整備されており、奇岩が織りなすダイナミックな磯の景観や、お椀をひっくり返したような独特の島影を様々な角度から楽しむことができます。

由良海岸
03 / ACCOMMODATIONS

夕陽が沈む海岸線で
海の音に包まれて眠る

白山島を正面に望む由良海岸一帯は、古くから愛されてきた「由良温泉」を擁する旅の拠点です。 湯船から白山島と日本海の絶景を一望できるリゾート旅館から、地元の漁師が営むアットホームな民宿まで、旅の目的に合わせた滞在が叶います。

特に夕暮れ時、部屋や露天風呂から眺める白山島のシルエットと、日本海に沈む夕陽のコントラストは息をのむ美しさ。 夜には満天の星と、季節によっては海に浮かぶ漁火(いさりび)が幻想的な夜を演出します。波音に包まれて更ける庄内の夜は、心身を深くリフレッシュさせてくれるでしょう。

タラの切り身
04 / LOCAL CUISINE

庄内浜の恵みを凝縮
情熱が育む、一期一会の海鮮

山形県・庄内浜は、寒暖差のある海水と鳥海山や出羽三山からの豊かな伏流水が流れ込む、極上の漁場です。白山島周辺で獲れる「サザエ」や「アワビ」、身の引き締まった「鯛」や「寒鱈(かんだら)」など、四季折々の海の幸が食卓を彩ります。

漁師たちが受け継いできた豪快な「どんがら汁(鱈の粕汁)」や、伝統的な魚醤の文化。そして、庄内平野の豊かな米と水が醸す地酒とのペアリングは至福のひとときです。 地域の風土と職人の手によって磨かれた「旬」の味わいは、訪れる人に豊かな海の記憶を刻み込みます。

松ヶ岡開墾場
05 / CRAFTS & PRODUCTS

海の恵みと伝統の技
庄内の風土が宿る手仕事

白山島周辺の美しい海水から作られる「天然塩」は、まろやかな旨味が特徴で、お土産としても高い人気を誇ります。
また、鶴岡市はユネスコ食文化創造都市であり、周辺の伝統工芸や、絹織物「鶴岡シルク」といった歴史的な手仕事も息づいています。
白山島の美しさをモチーフにした絵葉書や、地元の銘菓、そして庄内竿と呼ばれる伝統的な釣り竿など、暮らしの中で使うほどに旅の情熱がよみがえる品々が揃っています。

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由良漁港
06 / WORK & EMIGRATION

伝統の漁業と観光が織りなす
海と共に生きる生業

白山島周辺の経済を支える根幹は、豊かな日本海がもたらす漁業と観光業です。
由良漁港を中心に、沿岸漁業や素潜り漁が盛んに行われており、島内にある「由良海洋釣堀」は、観光客と地域の漁業をつなぐ場として親しまれています。
近年では、鶴岡市全体で推進されているUIターン支援や、恵まれた食文化に魅了されたクリエイター、料理人の移住も増加。
「陸路で渡れる」というアクセスの良さを活かし、平日は街中で働き、休日は由良の海でサーフィンや釣り、SUPを楽しむといった、自然と仕事が調和した新しいライフスタイルを選ぶ人々が増えています。

白山島の夕暮れ
07 / EDUCATION & LEARNING

豊かな庄内浜が教科書
海の多様性を学ぶ、自然の学び舎

山形県の豊かな海に触れられる白山島と由良海岸は、子どもたちの知的好奇心を刺激する広大な学びのフィールドです。
島周辺の磯場でのタイドプール(潮だまり)観察では、多様な海洋生物と直接触れ合うことができ、自然の生態系をリアルに学ぶことができます。
周辺の教育環境では、地域の漁師による食育講座や、海の環境保全活動(ビーチクリーン)を組み込んだカリキュラムなどが盛んです。
近年では、鶴岡市の豊かな自然と食文化を体験する教育旅行や、学生向けのフィールドワークの受け入れも活発。大自然の厳しさと優しさに触れながら、命の尊さと豊かな感性を育む環境がここにあります。

08 / CLIMATE & WEATHER

劇的に移ろう四季の表情
対馬暖流がもたらす夏の輝きと冬の静寂

日本海を流れる対馬暖流の影響を受けるため、夏は南国を思わせるほど日差しが強く、海水浴に最適な温暖な気候となります。
一方で、秋から冬にかけては「山陰・北陸型」の気候となり、日本海からの強い北西の季節風が吹き付けます。冬の寒さは厳しいものの、雪が舞う日本海の中に毅然と立つ白山島の姿は、一幅の水墨画のような圧倒的な美しさです。
この厳しい冬の風が雲を吹き飛ばした日の夜空は驚くほど澄み渡り、天の川がくっきりと見えるほどの満天の星空を連れてきます。気候のダイナミックな変化を肌で感じながら、自然の巡りに寄り添う暮らしがここにあります。

CURRENT WEATHER
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09 / ACCESS TO HAKUSANJIMA

アクセスルート

車・レンタカー(道路・陸路)

発着地鶴岡駅、庄内空港

所要時間庄内空港から車で約20分、JR鶴岡駅から車・バスで約30分

特徴白山島の手前(由良海岸)までは完全な陸路でアクセス可能。空港や駅から近く、道中の日本海のドライブコースも絶景です。

公共交通機関(路線バス)

発着地JR羽越本線「鶴岡駅」

所要時間庄内交通バス(由良・温海方面行き)で約35分、「由良温泉」バス停下車、徒歩約5分

特徴のんびりと車窓からの庄内平野と海の景観を楽しみながら移動できます。本数が限られるため事前の時刻表確認が必要です。

徒歩(白山山橋)

発着地由良海岸(砂浜)〜 白山島

所要時間徒歩約5分(約263m)

特徴島へ渡る唯一のルートである朱塗りの歩道橋。海の上を歩くような爽快感を味わいながら、24時間いつでも島へと渡ることができます(荒天時を除く)。

航空機(庄内空港まで)

発着地東京(羽田空港)〜 庄内空港

所要時間フライト時間 約1時間

特徴都心からのアクセスが非常にスムーズで、空港からレンタカーを利用すれば、羽田出発から1時間半強で白山島に到着できます。